災害支援ナースになる方法とは?

災害が発生したときに被災地に出動し、看護活動を行うりが災害支援ナースです。被災地の人々のケアを希望する看護師は多く、災害支援ナースの登録者数は増加傾向にあります。災害支援ナースになるためには、指定された条件を満たし、勤務地または住居地のある都道府県の看護協会に登録する必要があります。

災害支援ナースの登録条件は、第1に都道府県の看護協会の会員であること。第2に、看護師として5年以上働いた経験があること。第3に、現在の職場の所属長が災害支援ナースの登録を承諾すること。第4に、健康であること。第5に、看護協会が指示された日時に、派遣活動が行えること。第6に、自己完結型の看護や支援を行う能力があることとなっています。

これらの条件を満たした人が、必要な研修を受けた後に、災害支援ナースとして各都道府県の看護協会に登録できます。また、最低条件ではないものの、実地で適切な看護活動を行うために、次の条件を満たすことが望ましいとされています。1点目は、看護協会が開催する研修や防災訓練に参加すること。2点目は、被災地での活動時のの事故が補償対象となっている、賠償責任保険に加入すること。3点目は、災害支援から帰還後に、報告会や交流会に参加できることです。

災害はいつ起こるか分かりません。いざというときに適切な看護活動が行えるよう、ふだんから研鑽を積む必要があります。また、仕事として派遣されるわけではなく休暇を取得して活動することになるので、労災が下りないことも知っておきましょう。災害支援ナースになりたい方は、こちらのサイトを参考に目指してみてはいかがでしょうか?